瞬電

瞬間停電のこと。
瞬間的に電圧が下がることがあり、こちらは瞬低という。
今日、東海道線で瞬電が起こった。
車内の照明はすべて消えて、とうぜん空調も止まる。
ドアの上の電光掲示(文字が流れるタイプ)は機能していた。
時間にして、30秒くらいだっただろうか、かなり長めだった。
JR東日本の変電所は、東京地区だけで150カ所あるらしい。
つまり、電車は同じ架線から電気を取っていても、いろいろな変電所を経由した電気を取っている。
当然バックアップもあるので、こちらがだめになってもその区間はずっと停電になるわけではない。
昔の電車は停電になると、予備灯がついた。
記憶にあるのは、黄色い時代の地下鉄銀座線。
銀座線は架線ではなく、線路の横から電気を取っている。
それが、ホーム側にあると危険なので、駅の手前で反対側のレールから取るようになる。
そのとき、電気を取らない区間があるので、車内の電気が消えて予備灯に切り替わった。
見渡したが、E231系の予備灯は見つからなかった。
常磐線では、取手の先で直流区間と交流区間の切り替えの時に車内の電気が消える。
JR東日本は電力を火力と水力でおよそ半分、独自に調達している。
首都圏では9割以上、自己調達らしい。
要するに、東京電力のお世話になっていないそうだ。
電車は電気で走ってる、なるほどね。

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