せいぜい

「せいぜい」の与える言葉の意味が、関西と関東で大きく違う。
学生時代出入りしていた龍谷大学の食堂にこんな張り紙があった。
この度、こじま銀行は食堂横にATMを設置しましたせいぜいご利用ください
関東人のニュアンスだと「どうせおまえらは使わないだろうけど、何かの折りに利用したら」
「せいぜい(精精)」で辞書を引くとこんな意味になっている。
副詞(動詞を修飾する)の意味
能力の及ぶかぎり努力するさま。できるだけ。精いっぱい。
この意味で「せいぜいがんばる」は、精一杯がんばるという意味。
名詞の意味
能力の及ぶ限界。力のかぎり。
きみが稼げるのは、せいぜい100万円だろう。
関西では副詞的意味で使われる、関東では名詞的意味にしか使われていない気がする。
だから、受験生に「せいぜいがんばってください」と言うと、関東と関西で大きく受け止め方が違う。
関西「精一杯がんばってください」
関東「(能力の限界だろうけど)がんばってください」
関東の行間には、どうせ無理だろうけど、というのが含まれてしまう。
明日もこのブログをせいぜいお読みください。

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