天竜川のライン下りで船が岩に衝突転覆し、現在1名が死亡、2歳の子どもと船頭を含む3名が行方不明になっている。
12歳未満の子どもにはライフジャケットは着用義務、おとなには義務はなかった。
記憶の限り、全国のライン下りの船頭はライフジャケットなど着けていない。
去年、長瀞のあらかわライン下りにツアーで行った。
流れは比較的穏やかだが、一歩間違えば大惨事になるのだ。
泳ぎが達者ならライフジャケットはいらないのではないか。
水面に落ちたとき、スピードが出ていればコンクリートに打ち付けられたのと同じ衝撃がある。
骨折をすれば気絶をするかもしれないし、泳ぎが達者なことは全く関係ない。
だから、転覆や落水の可能性がある船舶に乗船の際は、絶対にライフジャケットを着用しないといけないのだ。
厚ぼったいし、この季節なら暑苦しい…
何もしなくても体が浮く、それは生死を分けるのだ。
ライン下りなど遊覧船なのだから生活に不可欠でもないのりもので、転覆だけでも許されないのに死者を出して許されるはずがない。
経営しているのは第三セクターである天竜浜名湖鉄道。
「輸送の最高使命は安全である」
各鉄道会社は何よりも安全を絶対第一に、鉄道会社に入社したときからたたき込まれる。
安全は何よりも優先されるのだ。
社会的に大きな使命を受けて営業しているはずなのに、こんな事態は到底許されない。
営業免許は即刻返納するべきだ。
亡くなった女性はまだ67歳で、母よりうんと年下だ。
孫と一緒の楽しいはずのレジャーは大惨事になり、天竜浜名湖鉄道は人の命を奪い責任など取れるはずもない。
天竜浜名湖鉄道に対して、微力だろうがハマトラベルは向こう数年取り上げないし、利用も送客もしない。