旅行会社が募集するツアーではどのような業務があるのかみてみましょう。
企画…どこに、どんな人をターゲットに連れて行くか、あるいは行ってもらうか考える。
仕入れ…宿泊、交通機関などと交渉して契約する。
営業…できあがった(誰が作ったんだ)ツアーを販売する。
添乗…ツアーの参加者のお世話をする。バイトが多く、社員よりバイトの方が評判のよいことも。
添乗は別として、一般的に旅行会社の人のイメージは、企画だけでしょう。
もちろん、窓口のおねえさんがツアーを作っているとは思わないでしょうが。
実際には、企画と仕入れが10人なら、営業は100人でしょう。
営業はもっと多いかもしれません。
特殊な旅行会社を除けば、どこも似たり寄ったりのものを作っています。
つまり、企画はそれほど特別な給料をもらっているようなカリスマはあまりいません。
仕入れは会社の力でしょう。
つまり、年間100人送り込む会社より、年間5000人送り込む会社の方が単価が下がるのは当然です。
これは個人の能力よりも、会社の規模などでしょう。
ということは、乱暴にいえば営業がいちばん大切でしょう。
友だちが親切で「こじまさんこんなツアーを作ったらどう?」と言ってくれます。
でも問題は、どんなツアーより、そのツアーが誰に売れるかなのです。
「こういうツアーつくってよ、俺は行くから」という方が正直うれしいです。
小さな旅行会社なら、仕入れは不利です。
高くても行く価値があるツアーを作るしかありません。
アイデアを出しても、その先の道のりは厳しいのです。
江ノ電に乗らない江ノ電ツアー(仮称)
これはこの秋、必ず実施します。