ひょう(雹)が降ったので調べてみた。
ひょうは強い上昇気流を伴った積乱雲で起こることが多い。
低気圧は周りから空気を巻き込んで発達する(高気圧は噴き出す)
巻き込んだ雨粒が冷えて(凍って)落ちて、落ちるときにまた上昇気流で舞い上がり、粒が大きくなる。
落ちるのと、上昇気流を繰り返すことで、氷の粒が大きくなり、一定以上大きくなると落下する。
氷の粒ならまだしも、世界の記録では、2003年6月22日にアメリカのネブラスカ州に降った直径7.0インチ(17.8cm)、周囲18.75インチ(47.6cm)の雹が世界最大になっている。
1888年にはインドでボール大のひょうが降って230人が死亡したり、日本でも1911年頃に各地でひょうの被害が出た。
積乱雲の発生は主に夏頃で、真夏では温度が高く雨粒になってしまう。
よって、5月や6月にひょうが降ることが多くなる。