株主優待乗車証

下を向いて歩いているのか、よくものを拾う。
意外にたくさん落ちているのが、回数券。
真っ黒の裏側の面で、穴が開いていなかったら(自動改札の穴)拾ってみる。
ここ数年で10枚は拾った。
回数券のメリットの、乗車前にきっぷを買わないでいい、というメリットはIC乗車券類(Suicaなど)ができたのでほぼなくなった。
メリットの残りは割引のみ。
一般的kな回数券は、11枚で10枚分の価格。
つまり、1枚でも落としたら意味がなくなる。
今回拾ったのは回数券ではなく、株主優待乗車証というもの。

電鉄各社が株主に発行していて、一定株数以上持っていると、回数券タイプから定期券タイプに変わる。
たとえば、東急電鉄の株式を24000株以上保有していると、定期券タイプが支給される。
昨日の東急電鉄の終値が363円。
363×24000=8712000円。
株価全面安といっても、900万円近く。
東急電鉄は比較的距離が短いのでこの程度。
これが、一都五県を走る東武鉄道だと、29000株以上で、終値が414円だから、
414×29000=12006000円、1200万円越え。
この株主優待乗車証は金券ショップやオークションで売買されているので、それを直接手に入れた方がよいのかもしれない。
これを所有している株主の人は電車には乗らない気もする。
 

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