道の駅の朝は早い。
他の車は家族連れで、外にテーブルを出して朝食を食べている。
こんな世界があるんだな、という感じ。
海岸線を走り、土砂降りに遭いながらも灯台や海岸を堪能。
小木の港ではたらい舟を見学(乗船は460円見学だけ、クリックで拡大)
昼食は回転寿司。
といっても、いわゆるチェーンの回転寿司とは別ものの、地元では有名なおいしいお店。
新潟市にも支店がある回転寿司弁慶
11時30分に到着して席はあったが、11時45分には満席、12時を過ぎると10人以上の列ができた。
地物を中心に、石鯛、天然ブリ、生タコそして岩ガキ。
お皿は126円、189円、252円、378円が中心。
1500円くらいでおなかいっぱい。
金沢と並ぶかなりの満足感。
佐渡といえば金山。
江戸時代を再現した、アトラクション的な宗太夫坑コース、 明治以降の産業遺跡としての道遊坑コースの2コースに分かれ、それぞれ大人800円。
セットだと1200円になる。
悲哀に満ちた人形がせっせと水をくむ。
この他にもかなり細かい行程が人形で説明されている。
夜中に来たらさぞかし怖いだろう。
一方の道遊坑コースは産業遺跡としての保存なので、人形などはなく、入場者も少ない。
バッテリーカーがあり、工場も自由に見学できるので、鉄道ファンにはうれしい。
坑内は年間を通して12℃付近で、真夏でもかなり涼しい。
手掘りではなくダイナマイトなどを使って作った坑道は広く、足下には線路が残る。
工場ではバッテリーカーの保守、抗員が使うライトの充電などが行われていたようだ。
平成元年まで使われていたので、今でも使える感じ。
中心部の金を掘り進んだ結果、割れてしまった「道遊の割戸」(クリックで拡大)
まさにゴールドラッシュの佐渡金山。
大牟田など筑豊の炭鉱の街を思い出す。
今回はツアーの下見なので、ここはぜひ行かないと。
相川に移動して、途中のひまわり畑
秋にはハムスター何十万匹分のエサになるタネが取れるだろう。
この後数カ所回った後、日帰り温泉で入浴、レンタカーを返却して両津港へ。
お土産物店も閉まり、気持ちは既に本土。
帰りもおけさ丸で、帰りは一等ジュータン席を選択。
完全に寝る体制のジュータン席。
大いびきで寝るおっさんが往復で存在して、けっこう迷惑。
やはり車内2泊は疲れたのか、150分の航海時間中、120分以上は寝ていた。
新潟港に定刻22時に到着し、路線バスで新潟駅に向かう。
新潟駅では1時間ほど待って、ムーンライトえちご号で一路東京へ。
クロハ481-1028
座席はグリーンなので、けっこう倒れて楽。
ただ、4列のうちの2列目がひとりずつ倒してしまって、向かい合わせにすることは不可能に。
さっさと向かい合わせにしてしまえばよかったと、深く後悔。
これで夏の仕事は終わった。
秋のツアーを早々に作らなければ(遅いって)
まずは初めての佐渡島ツアー!