削り

今日の陶芸は削り。
ねんどをコネコネして作ったものを少し乾燥させて、今度はカンナという道具で削り、形を整える。
高台(こうだい)という茶碗の脚の部分を削って作る。
二つの線を引いて、外側まで削って内側を削るのに、なぜか内側まで削ってしまう。
結果、外径の割に小さな高台ができあがる。

先生曰く、削りは必ずしも必要な工程ではないが、食器などの場合は使い勝手、手で持ったときの感じなどを考慮して行うらしい。
どうしても素人が作る厚ぼったい食器は、重たく使いにくいから。
例によって、先生に質問してちょこっと手を加えてもらうと、まったく別なものになってしまう。
いびつな使わなくなる食器を使うよりマシ、と割り切る。
大小ぐい呑み、ただのお皿(写真)の3点が素焼きをされて、釉薬(ゆうやく・うわぐすり)をかけて焼成(焼く)
他のみんなは陶芸が好きできているの(たぶんぼくより)上手にできている。
来週はタタラという板のようなものからお皿を作るので、作風を考えて行ってみよう。
ただ、技術が伴わず、思ったものとまったく違うものができあがる。
そして、先生に助けを求めると、さらに違うものができあがる。
オリジナルの道は遠い。

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