列車(特に電車や気動車)に乗るときに、いちばん好きなのは一番前。
運転席を見たり、前の景色を見たり、ここが一番として、次は一番後ろ。
流れていく景色を見たり、車掌の動向を見たり、メーターなどの計器を見たり。
計器を見ると、運転している様子がだいたい想像できるので、目が離せない。
どうしても、一番前、後ろに乗らない(乗れない)ときに、次に好きなのはここ。
これはオーストリアのローカル気動車(写真は筆者ではありません)
もちろんこの位置に立つのではなくて、車内から運転席を覗く。
運転士や車掌がいないので、気兼ねなく見ることができる。
ただ、この鉄道ファンみんなが好きな先頭車同士の連結場所に異変が起きた。
それは、液晶パネルの採用。
最近の車両(特にJR東日本)はメーターではなく、すべて液晶パネルの中に表示するようになったのだ。
中間車になっている場合、電源が切れているので何も表示されない。
本来メーターがあるはずの位置には、真っ黒な画面があるだけ。
そうなると、向こう側のこっちを向いた先頭車のユラユラ揺れるところをじっと見つめるしかない。
こんなことを書くと、必ず一番前や後ろに乗っているようだが、そんなことはない。
やはり出口が近いところ、クロスシートがあるところに乗車する。
ニコニコしながら一番前から動かない、そんなイメージされると心外。ぷぷ。
液晶ばかりの運転台
コメント