青森ねぶた祭りの次の日に行くところを探していた。
変わったところが見つかったのだが、その他にもいろいろ検討した。
十和田湖、田沢湖など、そして八甲田山。
八甲田山は青森市から比較的近いが、あらためて雪中行軍遭難事件を読んで、いかに悲惨なできごとかわかった。
日露戦争で厳寒の地での戦いで苦戦したことから、このような酷寒地での訓練を続けていた。
この訓練に参加したもの210名のうち、198名が死亡した。
残った生存者も凍傷で両足と両腕など切断している。
指揮をしていた伍長は立ったまま仮死状態で発見された。
今の時代の人たちには理解しがたい。
人は必ずいつか死ぬのだが、現世に未練を残してどれだけ悔しい思いで苦しんで亡くなったのだろう。
八甲田山で雪中行軍の訓練を行っている心霊現象も目撃されている。
あれから100年以上も経った今でも訓練をしているなんて悲しすぎる。