飲んだことのない日本酒で、飲んでみた。
たかちよ
扁平精米おりがらみ生原酒(純米)日本酒度(非公開)
一合1050円+さらにサービス料
扁平精米って何だろう。
福島の酒蔵大七酒造に、うちが最初ですと書いてあった。
お米は細長い。そのまま精米すると、長い方向だけ多く削られて丸くなる。
雑味の原因はお米の表面にまんべんなくあるので、まんべんなく削った方がよいということ。
大七酒造より引用
想像通り、純米なのに純米吟醸のような吟醸香がある。
さらにこの「たかちよ」を造る髙千代酒蔵のページを見ると、こんなことが書いてあった。
脱・淡麗辛口
新潟県のお酒といえば淡麗辛口が多い、あえて豊潤旨口を目指すそうだ。
その通り、吟醸香も加わりちょっと甘い。
日本酒の甘口が好き、という人はほとんどいないように思われるが、辛ければいいってものではない。
香りがいいので、料理と合わせにくい。
生原酒なのでアルコール度数も16度と高めで、素晴らしいお酒ではあるけれど、残念ながら好みではない。
一杯だけとてもおいしく飲むお酒。
もう一杯はおなじみ上喜元の特別純米からくち。
この特別純米は精米歩合が55%と吟醸並み。
つまり、雑味が少なく吟醸香が少ない。
これはお肉でも何でもよく合う。
まずは純米、吟醸、などの分類から入ると自分の好きなお酒が見つかる。
甘口辛口だけでは、まったく選べない。