桃園空港は台湾北部にある空港で、タオユエン空港のような感じで読む。
台湾は高雄(カオション)からしか行ったことがないので、桃園空港ははじめて。
あのインドでさえガンジー空港には空港鉄道が乗り入れていて快適だった。
MRT(地下鉄)は建設中で台湾高鉄(新幹線)の桃園駅が最寄りで、バスで15分くらい。
同じ駅名の国鉄桃園駅は地図に出てこないくらい遠く、バスはあるだろうが載っていない。
具体的には、台北までは高速バスを利用して50分くらいで、渋滞も考慮しないといけない。
高鉄桃園まではバスで15分、桃園からは新幹線といっても台北まで15分500円くらい。
トータルの時間では大差がなく、日本と違って新幹線を利用しても運賃に差が小さい。
一日目は台南に宿泊し、高雄、花蓮、最終日に台北に宿泊予定だった。
桃園を午前中に出発してしまうので、朝食を食べるのもままならない。
ところが、台北はホテルの宿泊料が高く、駅から遠い、またはMRTやバスに乗らないといけない。
空港の近くはホテルがほとんどなく、高鉄桃園は日本の新幹線のためにできた駅を想像すればわかるように、ホテルはおろか店一軒ないような感じ。
ヘタにホテルに近づくのなら、台北に泊まっても1時間の節約にもならない。
空港送迎も日本と違って、タクシー代より少し安い金額を取られる。
空港から10~15分かかれば、ひとり1000円以上取られるホテルもある。
台北に泊まるのももったいない、桃園はホテルがない、空港の近くは高いとぞっとしない。
朝早いのなら、空港に泊まればいいじゃないか。
調べてみると、24時間営業のセブンイレブンがあったり、ターミナル自体は閉まるらしいが、追い出されはしないらしい。
警備員が巡回しているし、口コミを見ても治安もそんなに悪くなさそう。
ぐっすり眠るのは無理としても、長イスに横になってウトウトできればいいや。
どうせ帰るだけだし。
台北駅でコインロッカーが確保できれば、これはこれでおもしろいかも。