もったいないもの

外食産業では捨てられているものが、たくさんあるのだろうなと思う。
食べ残しが多いのは当然として、食べ物なのに多くが捨てられてしまうもの。
たとえば、刺身のツマの大半。
大根はほぼ全部、しその葉も捨てられる方が多いのでは。
しそは好きだが、お刺身と一緒に食べるとおいしいお刺身だと味が強すぎるので、一緒には食べられない。
盛り合わせだと、5~6枚になることが多いので、こっそり持って帰って翌朝のしそオムレツになる。
大根のツマも、下げてサラダにしてくれるお店もあるが、ほとんどは捨てられてしまうのだろう。
しかし、宴会の料理ほどひどく捨てられてしまうものはないのだろうな。
旅行業界の宴会で、開始と同時に名刺交換が始まったのは正直びっくりした。
旅行業者にお客さんを送ってもらう立場の旅館などは、ずっと名刺交換だけで席につくことはなかった。
気の置けない仲間との宴会以外はこんなもので、大量の料理も捨てられてしまうのだろう。
地方の自治体で、宴会の最初の30分は料理を食べましょうと提唱するところがあらわれた。
大量消費で景気がうるおう時代ではなく、日本もいつの日か食糧危機が訪れる。
昔はいくらでも獲れたのにといわれ、イワシが高級魚のようになってしまう時代。
仕事だから、商売だからと無駄になっていい時代はとうに過ぎている。
モグサのようなわさび(使い切る人は絶対いない)
wasabi

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