家庭では作ることのないのに、缶詰がある不思議な料理。
原材料名を見ると、サバ・食塩。
一缶100円から、高級なもので600円を超えるものもあるらしい(もっと高いのもあるかも)
おつまみに最適なので、数缶買い置きしてある。
タマネギスライスの上に載せるとおいしい、と酒場放浪記でやっていたのでまねてみたが、まあまあ。
料理に使ってみようと、炊き込みごはんを作ってみた。
お米を洗ってざるに上げておき(水分の量がわからなくなるから)あとは、にんじんやヒジキや野菜などを入れたければ入れればいいし、入れなくてもいい。
洗った米にサバ水煮缶を汁ごと全部入れて、お酒、しょうゆを適当に入れて、最後に水を規定の量まで入れる。
炊きあがると、鯖の脂の成果ごはんが少し堅めに炊きあがる。
生臭さはないが、魚臭くはあるのでしょうがやネギを加えて食べてもいい。
このサバ水煮、人口あたりでいちばん消費されているのはなんと長野県。
秋田、青森とつづいて岩手と新潟が同じくらいらしい。
長野の食材にネガマリダケという太いアスパラくらいのタケノコがあって、その味噌汁を作るときに、鯖の水煮缶を使うらしい。
販売量は東京都が一番多いが、人口あたりに直すと長野の人は東京の5倍も食べているらしい。
ちなみに、好みもあるけれどスーパーのプライベートブランドのサバ水は安いけれど、脂ののっていない小さな鯖を使っているみたいでイマイチ。
今年の夏は海や山に持って行ってみよう。