スカイマークエアラインが民事再生法の適用申請をした。
3月1日に上場廃止が決まり、株券は一株一円以下になり、株主は大ダメージを受けることになる。
4年前の好調期に国際線をもくろみ、A380という巨大な航空機を6機発注してしまった。
この発注は社長の独断に近く、その後LCCが就航するなどで経営難になり、資金繰りも悪化した。
結果的にA380をキャンセルして、違約金を請求されることになった。
その額は減額交渉したとはいえ、約200億円。
スカイマークが破綻して喜ぶのはANAやJALで、羽田の発着枠が手に入る。
安売りをする会社がいなくなるわけだから、また二社での高い航空運賃に逆戻りすることになる。
スカイマークの挑戦が破れてしまうことは消費者の不利益になることは確か。
未だ巨大な利権が関わる航空業界、携帯電話と同じようにいつまでも高いまま。
スカイマーク株は連日ストップ安(値段が付かない状態)