うちは川崎と横浜の間なので、原則としては川崎駅から上野東京ラインを利用することになるが、横浜駅から宇都宮線(東北本線)、高崎線方面へ行くときは、湘南新宿ラインと上野東京ラインの選択肢がある。
結局のところ、どちらが早いのか調べてみた。
湘南新宿ラインと上野東京ラインは、熱海方面からは大船で分かれて湘南新宿ラインは横須賀線経由で、上野東京ラインは東海道線経由で赤羽で再び合流する。
湘南新宿ラインは、大船、戸塚、東戸塚、保土ヶ谷、横浜、新川崎、武蔵小杉、西大井、大崎、恵比寿、渋谷、新宿、池袋、赤羽に停車する。
さらに、快速は斜字の駅には停車しない、特別快速は恵比寿に停車しない。
赤羽からも快速運転をするのは、特別快速のみで、その他は赤羽から各駅に停車する。
一方上野東京ラインは、大船、戸塚、横浜、川崎、品川、新橋、東京、上野、尾久、赤羽に停車する。
快速アクティーは大船から終点まですべての駅に停車する。
反対に、上野から快速アクティーやアーバンといった快速電車に変わるものも存在する。
横浜から赤羽までを調べてみると、上野東京ライン経由の最速列車が42分、湘南新宿ラインの最速列車が47分だった。
ほぼすべてのパターンで、上野東京ラインに乗った方が早いことがわかった。
目の前に湘南新宿ラインが来ていても、その数分後の上野東京ラインに乗車すれば、赤羽で先着する。
ところが、横浜から宇都宮や高崎まで、つまり大宮から先に行くときはかなり複雑になる。
特に高崎線内の快速列車は湘南新宿から来た列車がほとんどのため、上野東京ラインは途中で追い越される、あるいは途中で乗り換えた方が早いことがある。
たとえば、横浜1312発の上野東京ライン高崎行きに乗ると、高崎に1541に到着する。
少し後の、横浜1316発の湘南新宿ライン快速籠原行きに乗車すると、籠原で上野東京ラインに接続して高崎行きに乗ることができる。
これは上野東京ラインの列車が籠原で8分間停車するからというのが遅くなる理由。
大宮より先に行くのであれば、来た電車に乗る、大宮までであれば上野東京ラインに乗車する、ということを覚えておけば良さそう。さらに籠原や小金井より先に行くのであれば、来た列車に乗り、車内での案内放送を良く聞いて乗り換えた方が良い。