それぞれの業界にはそれぞれの用語があって、新規参入の時に困ることがある。
旅行業界にも用語はあって、わかりにくいものもあったが、大体の意味はわかった。
大体の意味がわかれば、業界用語は使いたくない。
特にお客様に向かって業界用語で話すなど、ただのバカ。
わかりやすいもの
エア…飛行機
レール…鉄道
使用例
「札幌へはエアで行きますか?レールで行きますか」
ちなみに、エアのイントネーションは当然語尾を上げる(アにアクセント)嫌いな言い方。
何となくわかるけれど、内容がわかりにくものでは、仕入れ。
仕入れというと八百屋さんが野菜、魚屋さんが魚を仕入れるイメージだが、旅行業界ではホテルの部屋や乗り物の手配を仕入れてツアーを作る。
ランド手配…ランドは現地でのガイドや通訳の手配。ランドオペレーターという会社が現地にあって、そこに頼むことが多い。
これも、ラにアクセントではなく、平坦に読む。
ネットとグロス…これはどの業界でも使うが、違う意味のこともある。たとえば、お客様にホテルの手配を頼まれたときに、1泊10000円とホテルに言われたときに、ネット10000円ならお客様には11000円で販売して、1000円の収入になる(必ずしも1割ではない)グロスで10000円なら、ホテルから手数料がもらえるので(5~16%)お客様には10000円ですとお伝えすればいい。
ドライブインの団体昼食や、果物狩りの入園料など、グロスかネットかで利益が変わってくる。
これらももちろん、英語のアクセントとまったく反対のアクセント。
業界用語のは方言だと思っているので、普段は使いたくないし、覚えなくて困るものだけ覚えればいい。
こんなだから、あまり業界人には見えないんだろうな。
業界用語は使いませんが、普通以上くらいは仕事が出来るんです(自分で言っちゃう)