市内観光には一日乗車券を比較
鹿児島市交通局のバス、路面電車に乗れる一日乗車券600円、これらに桜島フェリー、サクラジマアイランドビュー(バス)に乗ることができるCUTE(1日用1200円)の選択。
CUTE(1200円)
市内一日乗車券(600円)+桜島フェリーよりみちクルーズ(割引後400円)+桜島フェリー(割引後130円)
CUTEを買わない方がお得。
市内一日乗車券(600円)+桜島フェリー(割引後130円×2)+サクラジマアイランドビュー一日乗車券(500円)
CUTEの方がお得。
サクラジマアイランドビューは1時間で一周するが、1時間間隔の運転なので、どこかで降りると1時間待たないといけなくなる。観光地では5分、15分など停車するのでそのまま乗車して一周しても観光は出来る。
一周440円だが、それでもCUTEを購入した方がお得になる。
つまり、サクラジマアイランドビューに乗るか否かで購入した方がいいか、市内一日乗車券でよいかが決まる。
CUTEの発売箇所は限られているので、前日の内に購入しておいた。
さっそく天文館から鹿児島港までバスに乗る。
古いバスの車内
終点の水族館前の目の前に桜島フェリーターミナルがある
桜島フェリーに乗船するときは、乗船券を購入する必要はなく、桜島で下船した際にターミナルに料金箱があり、そこで運賃を支払う。
今回は一日一便ある、よりみちクルーズに乗船するので、あらかじめ事務所に行って乗船券に引き替えておく必要がある。
乗船口は左右に分かれて、2隻の船に乗船できる
事務所はこの手前左奥にあった。
乗船券をもらう
今日のクルーズ船は第二桜島丸「サクラフェアリー」2015年4月に就航したばかりの新船だ。
(ここから下の船の画像はクリックで拡大)
えんとつは薩摩切子を表しているらしい
薩摩切子
(鹿児島市より)
通常の所要時間は15分だが、よりみちクルーズは下のように遠回りをして桜島へ向かう。
乗船料は500円だが、CUTEを利用して無料で乗船することが出来る。
(桜島フェリーより)
船内
反対側は色が違った(誰もいない)
船内案内図(クリックで超拡大)
城山方面(クリックで拡大)
桜島の雄姿
クリックで超拡大すると、左の頂上に雪が見える。左下の広場は、長渕剛がオールナイトコンサートをした広場らしい。
ガイドのおばさんに見えるでしょ、と言われたが見えず。
こんなオブジェが見えるらしい
(鹿児島市より)
運がいいと錦江湾に住んでいるイルカに会えるらしい(ハセイルカとミナミハンドウイルカらしい)
(鹿児島市より)
ボランティアガイドのおばちゃんは気さくに話しかけてくれた。
デッキで冷え切った皆さんは船内にある、うどん屋やぶ金でうどんを食べ出す。
かけうどん450円、てんぷらうどん550円はちょっとお高め。
通常航路は15分なので、同業者にはうまくいかないと言われていたが、成功してすべての船で営業している。
ガイドのおばちゃんは、乗船するとすぐにうどんを食べ出して、食べ終わったら着いていると。
プラスティックのどんぶりなので、外に持ち出すことも出来る。
YOMIURI ONLINEの記事
ビジネスでは人がやらないことをやって成功する場合より、失敗する方が多い。
50分間はあっという間で、桜島港へ
本日のお客様すべて
上り下りともに、ここでお金を払う
ドライブのお供、大好きな道の駅へ
道の駅桜島「火の島めぐみ館」港から徒歩5分くらい
食堂
売店
小みかんフェアー
袋入りを購入
入口に木もある
キンカンでしょ?という大きさのものも入っていた。さらにタネがあるものもある。
紀州みかん(熊本県)が起源で、明治中期に温州みかんが入ってくるまで、みかんといえばこの大きさだった。
世界一小さいみかんとして、ギネスブックにも認定。樹齢200年の木もあるそうで、これまでの最高記録は一本の木から24,649個、1,066kgの収穫というすごい量だそうだ。
国民宿舎レインボー桜島「桜島マグマ温泉」
道の駅からすぐ、港から徒歩8分
ゴロンとなれる座敷がある。パンや服を売っている不思議な空間
フロント
通常大人500円、一日乗車券類利用者は250円(一日乗車券やSUNQパスなど)。
youtubeにアップされている紹介動画
https://youtu.be/YTg61dt39Vc
濁った茶色いお湯で、タオルが汚れるくらい。あまり熱くない。
目の前に錦江湾で景色はいい。
帰りは桜島丸(サクラエンジェル)
乗る船は撮影できない。
行きも乗った、この席がいい。鎖でつながれていて、移動できない。
この日見かけた桜島フェリー(クリックで拡大)
第十六櫻島丸(ドルフィンライナー)
第十三櫻島丸(一番古く小さい、平成4年)
第十五櫻島丸(チェリークイーン)
桜島丸(サクラエンジェル)と第十三櫻島丸
今日見ることができなかった、第十八櫻島丸(プリンセスマリン)
(桜島フェリーサイトより)
今日のよりみちクルーズに使用された第二桜島丸(サクラフェアリー)
バスで市内中心部へ
そびえ立つ山形屋
鹿児島のデパートといえば、山形屋(やまかたや)
三越や高島屋を追いだしたほどの実力で、売上高も地方百貨店でトップクラス。
7階には大食堂があり、焼きそばが名物らしい。焼きそばだけで売り上げの半分を占めるそうだ。
焼きそば(700円)
(山形屋食堂サイトより)
鹿児島県立博物館へ
山形屋から徒歩10分くらい。
入館料はなんと無料。
豪華な展示はないものの、鹿児島のいろいろを知ることが出来る。
鹿児島の県産物
一日数回の3Dシアターは貸切で鑑賞
まだ乗っていない市内電車
今回はバスの方がおもしろく運賃も高いので、バスを中心に乗車。
東京や横浜より明らかに運転は荒い。
鹿児島市交通局市電路線図(クリックで拡大)
(鹿児島市交通局より)
鹿児島中央駅→郡元行きに乗車、郡元で乗りたい車両が止まっていたので鹿児島駅前行きに乗車。
暗くなってしまい、終点の鹿児島駅前で撮影。
左が乗りたかった最古の車両(昭和38年製)で、となりは復元された塗装の車両。
となりのおじさんに、「あそこの車輪の音がおかしいんだよな、ほら、ほら」
そう話しかけられてもなあ。3割くらい方言で何を言っているのかよくわからないし。
この時代の車両には珍しく、空気バネ台車で乗り心地がよいのが特徴。
フェリー、バス、路面電車、充実した一日だった。