新横浜の居酒屋

いい酒いい肴

近所のネコのたまり場では、道路の真ん中に寝ていることもあってハラハラする。
ここは駐車場なので大丈夫だろう。近づくと怒ったような顔をする。

新横浜は毎日ベランダから見ていて、作られた人工的な町感がちょっといい。
高架駅に新幹線が停まっているのも新鮮。
近くに見えていて双眼鏡で見ると看板もすべて読めるくらいだが、歩くとちょうど1時間くらいかかる。
Googleマップを頼るもいつも遠回りを強いられる。横浜の道は意外に複雑で、適当に歩くと取り返しの付かない遠くに行くことになる。
コストパフォーマンスに優れたボトルワインを飲む。安いワインは白を頼んだ方が何とか飲めるということを学習したこと、夏は冷たい白ワインもおいしいということで白ワイン。フルボトルで1500円はかなり安い。
ちょっと薄い感じだが、日本酒と違い水で薄めていることもないのでこういうものだと割り切って楽しむ。
ローストビーフはシャキシャキルイベ状態。

牛すじ肉の煮込みは薄味でけっこういい感じ。鶏や牛のスープはあるが、豚のスープはないなあなどと思う。

旅館のように固形燃料でぐつぐつ煮る。もういいので吹き消す。
山形豚(なんだろう)の味噌漬けなるもの。三枚肉なので脂が多い。豚は脂身と身の価値が同じだと思う。
どちらだけでもおいしくない。

豚の味噌漬けはよく作るので、この夏は禁断のサーロイン牛の味噌漬けを作ることにする。
季節の天ぷらは、エビが2本、好きな魚の天ぷらはイワシ、トウモロコシ、ナス、ゴーヤ。お店の天ぷらというより、家庭の天ぷらの感じ。でも、天ぷら粉をつかったバリバリのものよりずっとおいしい。

この店の看板メニューのそばも一緒に食す。半江戸っ子だがそばっ喰いでもないが、このおそばは…
富士そばよりは上だが、小諸そばとゆで太郎には負けるかも。
おそばに海苔はいらない、ともいつも思っている。そばの香りを楽しむのなら海苔は不要。そばの香りもしないそばなのだが。

今日の演習
天ぷらと白ワインは合う、すき焼きに白ワインは負けるが、天つゆには互角。

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