長崎電気軌道、一日乗車券

一日乗車券で長崎電気軌道(路面電車)全線に乗る

日本一運賃が安く、一乗車120円。一日乗車券は500円と高くはないが、5回以上乗らないと得にはならない。注意するのは車内で買えないこと。ホテル、案内所、JRみどりの窓口などであらかじめ買う必要がある。

ホテルの近く、五島町からひと駅だけからスタート。今宵のホテルに荷物を預けるため。

五島町→長崎駅前(1系統)

いちばん遠くの赤迫まで行ってみよう。

長崎駅前→赤迫(3系統)1200A形

車体は1980年製だが、足回りは古い車両の再生品。
1200形を間接制御化した1200A形、台車は昭和27年製。

赤迫→蛍茶屋(3系統)3系統完乗

最新の5000形がやってきた。

500形に乗ることにする。

昭和41年製、先輩だ。

約30分で蛍茶屋に到着。京急カラーの1200A形。

雨の中、保線をしている。

蛍茶屋→公会堂前(3系統)

赤迫で回送車になっていた、502号車。故障していたわけではなかった。

長崎歴史文化博物館

長崎歴史文化博物館
長崎歴史文化博物館は、江戸時代から近代にかけての海外交流に関する資料を扱う博物館です。 ここはかつて「長崎奉行所」があった場所で、敷地内にはその一部が復元され、御白洲では当時の裁判の様子を再現した寸劇を上演しています。 2012年4月からは...

入館料は大人600円。福利厚生のベネフィットステーション会員は400円。
右手にもミュージアムショップがある。

歴史展示ゾーンと長崎奉行所ゾーンに分かれている

高齢のボランティアガイドが案内してくれるが、はっきりいっていらなかった。説明だけで人の話は聞かないし。失礼だが、聞いたことだけ答えてほしい。

実物の解体新書

踏み絵に使われたレプリカ

長崎奉行所ゾーン

鉄砲は現在と変わらない大きさと実感。

遠山の金さんのお父さんは長崎奉行だった。長崎奉行は日本で唯一貿易を行っていて、大きな利権もあった。年収はなんと、現在の価値で3億5000万円!

奉行はこれらの品物を売りさばいても良かったらしい。

長崎奉行の一年の主役はこの人だった。

4本すべて見てしまった。一部船を使ったようだが、江戸から長崎まで一ヶ月近くかかった。

長崎奉行所復元ゾーン

御白州も再現。もちろん座ってみる(砂利の方じゃないよ)

このような雨の日は濡れながらだったのだろうか。相当の悪党でもここに座ると奉行の顔を恐ろしくて見ることもできず、終始無言だったという話しを見たことがある。遠山の金さんのように、金さんを出せ!そうだそうだ!などと言うのはあり得ない。

再び路面電車の旅に戻る。

右半分は乗ったので、残りは4系統、5系統と1系統の一部。

公会堂前→諏訪神社前(3系統)

諏訪神社前→正覚寺下(4系統)4系統完乗

1800形は台車は古いままでモーターだけ高出力形に交換した車両。

1800形

最古参200形がやってきた。

都営バスと同じ液晶案内システムだ。

方向幕対照表

雨なので、ひと駅でも乗る。

正覚寺下→思案橋(4系統)

行こうか戻ろか思案橋、思案橋という橋はなかった。

まだ14時過ぎなので、やっている飲み屋はない。

長崎浜市商店街

西浜町→石橋(5系統)5系統完乗

300形

石橋→築町(5系統)

1500形

3000形ははじめての超低床車

新地中華街

横浜、神戸、長崎が日本三大中華街と言われているが、横浜だけは巨大で別格。

乗ることができなかった、水戸岡鋭治氏デザインの310号「みなと」

築町→長崎駅前(1系統)1系統完乗

長崎県物産館、昭和で時が止まっているような空間。

一日中雨が降っていたので,観光施設で降りる気力がなく、歴史文化博物館以外はほとんど観光もせず。次回長崎に来たときは、ポイントをしぼって楽しみたい。

おまけ

夜、ヒゼンクラゲというクラゲをポン酢で食べた。ヒゼンクラゲと表示されていたが、赤い部分があるのでビゼンクラゲかもしれない。ヒゼンクラゲはシロクラゲともいわれるくらい白い。

 

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