ホテルの近くにあった、中標津バスターミナル。
あとで調べると、標津線の中標津駅だった。シッペがアイヌ語が大きな川、それに日本語の中をつけた造語らしい。
標津線とは
道の駅スワン44根室
目の前の風蓮湖には冬になるとタンチョウヅル、オオハクチョウ一万羽がやってくる。
全国の道の駅ではスタンプラリーを実施しているが、命の次に大切であろうスタンプ帳が忘れ去られていた。従業員に知らせたが、はあ、で終わり。
時計回りで納沙布岬へ
納沙布とはアイヌ語のノッ・サム(岬の傍ら)で岬の傍らにあった集落の名前だそうだ。
ロシアが実効支配している歯舞諸島の貝殻島まではわずか3.7kmで、晴れていれば肉眼で見える。
高碕達之助先生とは…碑になるくらいだら偉い人なのだろう。
>1964年(昭和39年) 納沙布岬に故高碕達之助先生顕彰碑建立
納沙布岬に大日本水産会会長・故高碕達之助氏の顕彰碑が建立され、除幕式にヴィノグラードフ駐日ソ連大使をはじめ、多くの関係者が参列しました。
高碕達之助氏は早くから漁民の窮状を広く内外に訴え、病を押してソ連と交渉を重ね、ついに善隣友好の道を開き、昭和38年6月「日ソ民間漁業協定」の締結にこぎつけました。
北海道の水産業界はその功績をたたえ、遺徳をしのび、思い出の地納沙布岬に顕彰の碑を建立したものです。
北方領土365日より
この形を見て酒燗器を思い出した。いつもお酒のことを考えているようだ。
拡大した。
3.7km離れた傾斜した貝殻島の灯台。昭和12年に開設されたが、ロシアによる不法占拠で管理することができず、平成26年から消灯している。(海上保安庁のWebサイトから転載)
周囲はコンブの漁場で、ロシアにお金を払って漁をしている。今でも戦争の傷を引きずっているといえる。
売店2つとオーロラタワー、根室市北方領土資料館が納沙布岬の見所。
望遠鏡を覗くと、海上保安庁の巡視艇が国境の警備を行っていた。
日本の領土なのに。
PS08 かりばに見える。
高さ13m、底辺の長さ35m、特殊耐候性鋼板製で常時火が灯されている。
納沙布岬へは、JR根室駅から約45分片道1070円(往復1930円)のバス便がある。
根室に戻って人気回転寿司店
思いきり昼食時間なので、待ち時間は30分と書いてあり、実際にも30分待った。
印象に残ったものをピックアップ。
あまり〆ていないとあったが、説明通り軽い〆具合でおいしい。青魚ばんさい。
冷凍物とわかり、味もいまいち。回転寿司ではイワシを食べるのをやめようと誓う。
ひと皿200円くらいのマグロ赤身はなかなかおいしい。やっぱりマグロか。
きっと北海道特有の食べ方。ニラとイカがあえてある。しょうゆ味でおいしい。2貫で108円くらいだったか。
イクラは味付けがわざとらしくて残念。粒が小さかったので、サケではなくマスの子なのかもしれない。
レベルが高い!というほどでもなく、かろうじてまた行ってもいいかなレベル。
灼熱の車に戻って釧路を目指す。
道の駅厚岸グルメパーク
ざんぎ(鶏の唐揚げ)とカキ、とんかつとカキ。
ロービー?ローストビーフのことらしい。
当然のようにカキメニューばかり。
二階には食材を選んで自分で炭火で約スタイルのレストラン(気がつかず)
水族館、展望台をなぜか見落とす。
次はお客さんを連れて来よう。
少しだけ余裕ができたので、釧路湿原の近くへ
トノサマバッタ、子どもの頃から知っていて勝手に大きなものと決めつけていたら、5センチくらい。大きくなっても10センチくらいみたい。ショウリョウバッタの方がずっと大きい。
体のつくりは不思議だし、昆虫はかなり不気味な存在。
釧路のお酒を熱燗で
精米歩合60%という時点でおいしいと期待できる。
熱燗はホテルの電子レンジですることもできるが、一階のロビーに行かないといけない。
部屋にあるもので熱燗はできる。
ひとつだけ問題は、放っておくと沸騰してしまうこと。とびきり燗ができてしまう。
こまめに温度を確かめる必要がある。汚すこともないので、特に問題はないだろう。
小沢昭一さんがラジオで、これでコンブおにぎりと玉子、日本酒でチャーハンを作ると話していた。使ったら備え付けの歯ブラシできちんときれいにするとも言っていた。
しゃぶしゃぶもできるな、と考えてこともあるがやったことはない。