新潟駅から信越本線に乗り、新津の一駅先の古津駅へ
朝食美味しかった
たっぷり食べたので、これで午後までおなかはすかない。
鉄の性でいちばん前の車両に乗る。だいたい駅の階段や入口は中央付近なのですいていることが多いから。運転席を見に行くためではない。遅れている列車の接続をして発車するらしく、5分以上遅れて発車。急がないので問題ない。
このE129系の登場で115系をすべて置き換えた。新潟中がこの車両になったが、逆に新潟県内以外では上越線の土合から水上の間の群馬県以外は走っていない。
昭和45年には無人駅になってしまっている。駅前にバスは入らない。
新潟県立植物園、新潟市新津美術館、新潟県埋蔵文化センターに向かう
Webサイトは1月からの予告を全面に出していて、ずいぶん前のお知らせに休館することがあるだけ。GoogleMapは当然営業中。instagramに至っては休館の知らせもなし。あまりに腹が立ったので、新津美術館にメールを送った。観光客がおしらせをすべて読むとでも思っているのか。担当者が愚かすぎる。
植物園は無料とあったが、園地が無料なだけで熱帯植物園は600円。熱帯植物はあまり興味がないので、スルー。結局ここまできて埋蔵文化財センター頼みになった。
展示物はこの程度。調査・研究機関なのだろう。二階もあるが二階は完全に研究機関。
バスの時刻がこの地域に来てから1時間、間に合いそうなのでバスに乗ることにする。このバスを逃すと一日5本程度なので数時間後になるか、古津駅まで歩くことになる。
バスは5分近く遅れてやってきた。放送は運転士の肉声、整理券もないし、運賃表示器もない。バス停に運賃は180円とあったが、乗車区間は上限値の210円だった。25分乗ったので高くはない。
PayPayで運賃が支払える。180円区間と210円区間のQRコードが用意してあり、読み取ると支払いができる。
(秋葉区)区バスで新津駅へ
新津駅東口に到着
鉄道の街とあるが、国鉄の工場があり最盛期には町の住民の4人に1人が鉄道関連の仕事をしていたそうだ。商店街のシャッターに車両の絵が描いてあったり、街のいろいろなところに鉄道に関連するものがあるが、それほどすごいものはない印象。
新津鉄道資料館まで歩く
バスは一日数往復で、片道乗れたとしても往復はほぼ無理な構成だった。時間にしばれるなら歩く。
道はほぼ真っすぐでわかりやすいが、冷たい雨がときどき降るなか歩く。
ガードレールのない歩きにくい歩道を30分歩いて到着
元新潟鉄道学園の跡地に建てられたそうだ。
入館料は300円だが、来年3月からは390円になることが決まっている。
1973年、空から見た鉄道全盛期の新津駅
懐かしい。とりけしを押そうとして、よびだしを押すと、駅員が来て解除するまでブザーが鳴り続ける。当時の国鉄は間違いだとわかると怒られた。
ニキシー管
列車の愛称が書かれているが、快速あがのが2022年に廃止され、すべて現存しない。
帰還専用は復員兵のための列車ではなく、在日朝鮮人が朝鮮(北朝鮮)に帰国するための列車らしい。門司のものもあるので、直江津か新潟、門司港から朝鮮へ乗船するための列車だったのだろう。
85年のつくば博のPRとして四国・北海道をのぞく全国を行脚したそうだ。12系客車の1号車から7号車にテーマに沿って展示がされていた。
つくば博85のページより
https://exposition.main.jp/expo85/strain/index.html
つくば博といえば、エキスポライナーという臨時列車が運転され、ほとんど415系などだったが、一部に12系客車の列車もあった。
鉄道ファンにも興味深いビッグなイベントでした。
運転シミュレーターもある
三鷹から東京の快速運転で、車両は201系。ブレーキがあまり利かない感じ。いつもパソコンのキーボードで運転しているので、ブレーキハンドルになると勝手が違ってうまくいかない。
新潟の冬は豪雪との戦い
昭和38年3月の豪雪では国鉄史上最高の160時間遅れの列車が発生した。
屋外展示場へ
新発田(しばた)から東赤谷を結び1984年に廃線になった赤谷線
結局この車両に乗ることはなかった。
当初はこの2両で、のちに車両が追加された。一度入口から外に出る。
車内は月に2回(冬季除く)の日曜日に公開されている。車内にはぜひ入りたかった。
再び戻って二階を見学
下の段の旧新潟色(黄色と赤)の115系電車が走っていた。HOゲージは走るとやはりいい音がする。
展示に一貫性がないところを少し感じたが、この規模にしてはまあまあ満足した。ただ、また来ようという気持ちにはならず。
再び30分歩き新津駅に到着して気が変わる
羽越本線 16:32 坂町行
未乗区間の列車があと数分で発車、おまけにチラッと見たところクロスシートに空きがある。
1番線に急ぐ。
新津、京ヶ瀬、水原…新発田で白新線に乗り換える。
車両はうれしいディーゼル気動車 GV-E400系
車内は通学の高校生
GVはGenerating Vehicleを表す。エンジンで発電し、モーターで走る。発電機を積んだ電車といえる。発進すると強力な電力が必要なことからエンジンフル回転。スピードと同じようにエンジン音が変化するが、あくまで発電機の音なので必ずしも一致しない。それでも電車より楽しい。
羽越本線の始発が新津駅で、電化されているが朝の一往復以外はディーゼルカーが走る。列車は一日10往復程度で、2時間開く時間帯もある閑散路線。
約30分で新発田駅
二駅目の水原駅でどっと降りてしまい、田んぼの中の無人駅に止まりながら新発田へ。新発田駅では2分の接続で、列車はすでに停車しているが、それを大きく行き過ぎて止まる。
すいている一番前の車両まで走る。
二駅目に佐々木駅があり、写真に撮りたかったがちょうどいいところに止まらず。
新潟まで43分、中間あたりの豊栄(とよさか)駅あたりから通勤客が増える。最終的にはすべての座席が埋まる。向かいには若いカップルが座る。彼は韓国アイドルみたいな髪型。
新潟から万代シティまで歩き、伊勢丹で佐渡産ぶりと宮城産かつおのたたきを買う。
これでまた熱燗が楽しめる。かつおの味もぜんぜん違う。鮮度が違うのだろうか。
明日の朝食の予告がしてある。
旅先の夜は部屋で飲むのがいちばん。
鉄道の博物館は楽しいけれど、やはり鉄道は乗って動かないと…(乗り鉄)