就航が大幅に遅れている大分空港アクセスのホーバークラフト。事故続きが収まったと思ったら、今度は知事が苦言を呈す。トイレを設置しないと運輸局の許可が下りないだろうと。
船舶安全法で30分以上航行する船にはトイレを設置しないといけないと。

ホーバーのトイレがない問題 大分知事、就航は「見通し立ってない」(朝日新聞) - Yahoo!ニュース
2月までに6回の事故を起こし、就航が遅れているホーバークラフト定期航路(大分市―大分空港)で、船にトイレがない問題が新たに浮上した。トイレを新設すれば就航はさらに遅れる見込み。 大分県は3隻の
せっかくなので海事代理として条文を探してみよう。
カタカナなので読みづらく、やっと見つけた。
船舶設備規程(昭和九年逓信省令第六号)
令和六年十月三十日 施行
第百十七条 旅客船ニハ最大搭載人員五十人ニ対シ一箇ノ割合ヲ以テ大便所ヲ設クベシ但シ最大搭載人員三百人以上ノ船舶又ハ沿海以下ノ航行区域ヲ有スル船舶ニ付テハ管海官庁ノ見込ニ依リ其ノ割合ヲ斟酌スルコトヲ得
② 沿海以下ノ航行区域ヲ有スル旅客船ニシテ其ノ航行予定時間ガ極メテ短キモノニ付テハ管海官庁差支ナシト認メタルトキハ前項ノ規定ハ之ヲ適用セズ
50人に対し一箇所の割合で大便所を設置すべし。
② 沿海(岸から近い沿岸、遠くなると沿海、近海、遠洋とつづく)を航行する旅客で航行予定時間が極めて短いもので、管海官庁(この場合は九州運輸局)が差し支えないと認めたときは前項の規定は適用しない。
つまり、50人以上乗る船ならトイレを設置しないといけない。しかし、航行時間が極めて短いものはこれを適用しない(トイレがなくてもいい)
この、航行時間予定時間が極めて短いものを具体的には30分としているのだろう。
海が荒れて40分になることも予想できるので、これを九州運輸局が認めなければ定期航路して就航できない。
東京の浅草などに行く水上バスや、横浜駅から発着するシーバス、両方とも一箇所トイレが有るのはサービスでもあるが、船舶安全法で設置してあることがわかった。