朝っぱらから昨日準備しておいたバサをフライにした。
タルタルソースは面倒なので、マヨネーズにピクルスを加えたものをかけて食べた。
肝心な味は…。
どこかで食べたことのある味。臭みはまったくなく、しっとりしているけど脂はあまりない。
いわゆる、これぞ白身魚のフライのような味。〜のフライ、じゃなくて白身魚のフライ。
みなさんもきっと知らずに食べているに違いない。
せっかくなので白身魚のフライの原料について調べてみた。
1日あたりおよそ40万個食べられているという、ピエロ本舗のフィレオフィッシュ。
1980年代の一時期にメルルーサが使われたらしいが、現在は100%スケトウダラ。
ベーリング海で捕られてタイに運ばれ、タイと船橋で加工されるらしい。
主に、明太子の材料や練り物の原料になる。スーパーでも時々見かける。
味は悪くないが、肉はぽろぽろしてるし小骨は多いし。
生ではアニサキスがいるので食べない方がいい。(寄生虫アニサキスはここでは説明しない)
どうせそんな新鮮なものは手に入らないが。
メルルーサは、タラ科の深海魚で、アフリカ、南アメリカ、ニュージーランドなどで捕られる。
日本では外食産業や給食の白身魚の大半を占めている。これはみなさんも絶対に食べたことがあるだろう。
さらに、ホキというなじみの少ない魚も存在する。
現在は主にすり身の原料らしいが、今でも白身魚のフライの材料として流通している。
まとめ
タラ…たくさんの種類。マダラは高級魚で1メートルくらいになり1匹1万円くらいする。フグ田家のひとり息子。
スケトウダラ…フィレオフィッシュの原料。主に明太子やすり身などの加工用。
メルルーサ…味がタラ、形はスケトウダラに似ている。値段は加工用タラと同じくらい。
ホキ…値段はメルルーサの半値くらい。フライにもなるが、主にすり身の原料。
バサ…ナマズ科の淡水魚。フライの材料として流通。
白身魚のフライこれはなにかな、と思いながら食べてみよう。
弁当屋のパートのおばちゃんに聞いてみよう!
食べてみたくなっただろう。
今すぐ、プロ仕様ハナマサに走れ。
(画像は東京魚市場卸協同組合Webページから引用)