二度の火災に見舞われた小倉の台所、旦過市場(たんがいちば)に歩いてきた。一度目の火災の原因は不明。二度目は油の凝固剤を入れたまま火にかけて引火、消化器の初期消火に失敗したらしい。
ここが燃えてしまったところか
日曜日なのでほとんどの店舗が休み
悲しい貼り紙も…
小倉城をちらっと見て
井筒屋(デパート)でなつかしいものを発見
お菓子が載っていてゆっくり回るやつ。一部を除いて量り売りで、100g270円と378円らしい。ちらっと見ると、ティラミスチョコなど昔はなかったであろうものも。
レトロな鉄板焼コーナー
小倉駅前の名物パン屋 シロヤベーカリー
名物はオムレットとサニーパン
120円(税込み)ソフトフランスパンに練乳が入っている。クリームではなく、練乳。
なんと50円(税込み)ただし、小さく10センチない。
ここは初めて行ったのが30年くらい前で、パンがひとつ50円くらいだったり、オムレットは2~30円で激安で驚いた。さすがに横浜の高いパンとは味が違うけれど、値段を考えると十分おいしいパン。
JR鹿児島本線で小倉駅から戸畑駅へ
渡船のりばは反対側にある
閑散とはしているが、駅から渡船までの道だからなのか飲食店がいくつかある。
以前乗ったときは50円で運賃箱に直接入れていた気がする。
帰りは方向が違った。往復券などはない。
2000年1月就航。19.0総トンということは、ぼくが持つ小型船舶免許で乗れるようだ。
古い建物が残る
わかっぱがいた。
旧ごんぞう小屋
ここ若松は筑豊・直方で発掘された石炭をここから船に積み込んで全国に運んだ。その荷役の人たちをごんぞうと言ったそうだ。
この手前にホテルルートインがあるが、そこにはかつて丸柏百貨店があった。若松駅近くの中川通りには路面電車ならぬ、路面貨物列車が昭和50年まで運転されていた。
若松のりばに戻る
慰霊碑があった。
おかしな建物がある
この時間以外はタクシー(バスもないだろう)で橋を渡ることになる
帰りは第十八わかと丸
2011年1月就航。38.0総トン出力も、くき丸の2倍。定員は110名から140めいになった。一階客室部分は冷暖房完備になった。
この船は50名40000円で貸し切ることができる。いくつかのコースが提案してあった。
二階にも客室があり、操舵室をのぞくと若い女性が船長だった。
2名で2時間ずつ操船するらしい。
戸畑駅で時間があったので、大山笠展示を見る。
北九州に別れを告げる
小倉駅から新門司港までは送迎バスに乗車。いつも遅れてやってくる。
始発なのに遅れてやってくる。もう少し早く新門司港に着いてほしい。
いつもの2等寝台。この船ではスタンダード洋室という。
東京九州フェリーは上段と下段の2室ずつだったが、阪九フェリーは上下で2室。向かい合うよりまし、という考え方なのだろうか。
スタンダード洋の通常期運賃は8680円(繁忙期9420円)
インターネット割引20%が適用されて、6950円。
一度カード決済をして、当日窓口で全国旅行支援の40%割引分が現金で返金される。カードに返金すればいいと思うが、Webは代行機関に委託しているからかもしれない。
最終的には、4170円という52%割引の半額以下になった。
平日利用ということで、1名1000円の船内利用券がもらえたので、せっかくだから珍しくレストランに行く。さぞかしレストランが混んでいるだろうと思ったら、売店でなにか買う人の方が多いみたい。
カフェテリア方式なので、好きなものを取り、メインの鉄板焼きなどは注文すると席まで持ってきてくれる。3人で3000円をなるべく大きく超えないようにと貧乏根性を出す。
なんとなく写真を忘れたので、阪九フェリーから。1250円のステーキ鉄板を注文。
少しパサパサした感じで、まあこんなものかという感じ。次は他のものかな。
お風呂には乗船したらすぐに入る。空いているから。食事前、食後の寝る前を外す時間だから。
小さいけれど、露天風呂もあって快適。
1840に出港して、翌朝710着。朝が少し早い。ラッシュ(それほどでないが)に電車に乗ることになる。