ジェット船試験運行

昨年に引き続き、三宅島行きのジェット船試験運行です。
通常は客船でおよそ6時間かかるところが、3時間40分です。
通常は、大島・利島・新島・式根島・神津島まで運行されています。
神津島は東京からおよそ180kmで、三宅島とほぼ変わりません。
ただ、三宅島は海流と風の影響で定時運行は望めないそうです。
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翼送しないときは沈んだ状態なので、2階席から乗り降りする。
翼送状態に移行する前に全員がシートベルトを装着しているか係員がチェックをして回る。
揺れるわけではないが、翼送までの間は不安定になるらしい。

水は空気の800倍の密度を持つので、海水をくみ上げジェットエンジンで噴射して走るのです。
つまり、飛行機は空気を噴き出して、ジェット船は水を拭きだして進むということです。

下の写真は東海汽船提供の古いもので、現在は1階席の前方窓ガラスはふさがれています。
大島までは快適ですが、徐々に揺れが大きくなりだし、三宅島付近はけっこう揺れます。
経路地などで停船すると船体は小さいので、かなり揺れます。
3時間40分で運賃が二等の1.5倍というのもそれほどの魅力はありません。
熱海~三宅島など、客船の就航しない路線の方が魅力的かもしれません。

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