小田原駅をブラブラする機会が多く、いろいろ感じることがあった。
小田原市の人口は20万を少し切るくらいで、神奈川県の西部の要衝ではあるが衰退感は否めない。
小田原城の横にある小田原市立図書館に行ってみたが、かなり古びた設備で、暖房も入っていなくて寒い。
トイレも洋式便器などに替えてあるものもあるが、動物園のような臭いがして不快。
週に一日以外は17時に閉館してしまうし、都内の区立図書館の20年前を思い出す感じ。
どこの地方自治体も予算が潤沢にあるわけでもなく、図書館も存続の危機にさらされている。
前述のように17時に閉館してしまうということは、サラリーマンなどは土日しか利用ができない。
さらに立地も駅前にあるわけでもなければ、利用するはずもない。
平塚に住んでいるコンパニオンが、藤沢や小田原は小田急があってうらやましいと言っていた。
交通費も安く上がるし、新宿に一本で行かれると。
箱根の入口であり、熱海などの伊豆方面の入口ともいえる。
観光も特に見るものもなく、明らかに伊豆箱根の玄関口として通り過ぎてしまっている。
何となく魅力があるようで、ないような残念感の強い小田原。
もっと行政か民間でも働きかけができれば充実すると思う街。