熱海のホテルのゲームコーナー、子どもの頃の憧れの場所。
若い頃にピークがやってきて、ずいぶんつぎこんだ。
今はびた一文遣わない。
でも、いつも覗いては見る(一文も…もういいか)
パチスロやフィーバー機が並び、なぜかおばちゃんが店のおっちゃんと話しをしながら打っている。
フィーバーや777でコインが出てくるらしい(ゲーム機なので出てきてそれで終わり)
そんな中、奥にこんなすごいものが鎮座していた!
見ての通り、上からコインを入れて落ちてくるのをねらうというもの。
このゲーム機、なんと小学生の時に東京タワーでさんざん遊んだものと同じ。
ということは、最低35年は経っている代物。
当時は東京タワーでコインなど買えるわけもなく(正確には借りるだが)、このゲーム機に膝蹴りを入れるのだ。
そうすると、コインが落ちてくることがある。
あまり強く蹴ると、けたたましくベルが鳴り、落ちてもコインはブロックされて出てこない。
センサーが側面にあるので、膝蹴りをするのだ。
人がするのを見たり、お金だけ入れてやり方がわからないで放置されたゲームなどで、ずいぶん遊べた。
そんなところに出入りしていい訳もなく、芋づる式で摘発されて、先生にこっぴどく叱られることになる。
あの頃はゲームセンターに子どもがうろうろしていた。
今もうろうろしているけれど、今はヤンキー予備軍のような末恐ろしい子どもばかり。
懐かしい~と思ったけれど、落ちないのはわかっているので見るだけ。
おっちゃんがいなければ、ドンッと叩いてベルを鳴らしてやろうかと思ったけれど。
もういい大人だし。