一時期カスピ海ヨーグルトを毎日食べていた。
カスピ海ヨーグルトの最大の特徴は、常温で培養できること。
ねばりはあるものの、味は普通のヨーグルトと変わらない。
ヨーグルトには複数の種菌があり、その種菌は人それぞれ向き不向きがあるらしいので、自分にあった種菌のヨーグルトを見つけると良い。
カスピ海ヨーグルト以外の市販のヨーグルトは常温では繁殖しないので、一定の温度に保つ環境が必要になる。
そんな環境を提供するのが、ヨーグルトメーカーなるもの。
容器を消毒するなど面倒なので、牛乳パックがそのまま入るタイプのものを選んだ。
検討する機種はほぼ三機種で、ひとつめはかなり安い中国製、大手メーカーではタイガーのものが安い。
製作温度が低く、先に牛乳をレンジで温める必要があるなどの欠点があるらしいので、1000円高いタイガー製にした。
さらにタイガー製にはカスピ海ヨーグルトなど、低温で培養するタイプにも対応した上位機種もある。
作り方は、消毒した付属の長いスプーンで牛乳にヨーグルトを2杯くらい入れる。
良くかき混ぜて、付属のふたをして電源を入れる。
といっても、スイッチもなければタイマーもない。タイマーのように見えるのは、時間の目安で、何時にセットしたかで何時頃できるかメモができる。
およそ10時間くらいで市販のものと同じヨーグルトができあがる。
PB(プライベートブランド)のヨーグルトで成功したので、本来の目的である売り出しにならない高いヨーグルトを培養するに進もう。