既存の旅行業

旅行業に飛び込んで1ヶ月。
何となくわかってきたこの世界。
一般の人の旅行会社の認識は大手だけです。
JTBとか近畿日本ツーリストとか、HISとか。
カウンターがあって、JRのキップやら航空券やらホテルの手配ができる。
パンフレットがあって、ツアーを申し込んだりして。
旅行業者は全国にはおよそ1万社もある。
おそらくその9割が家族でやっているような業者で個人事業者がほとんど。
事業内容が団体旅行。
会社だの町会だのの団体から依頼を受ける、手配旅行。
イメージ的には、幹事がいて温泉に観光バスで行く感じ。
総会に出て同業者のおっちゃんとたくさん会ったけど、ふつうのおっちゃんだった。
IT関連で会ってきたような、ちょっとずる賢いような感じの人ではなかった。
同業の人などが「こじまさん、新規ではバスは相手にしてくれないよ」と。
いいんです、はじめから団体でバスなんぞ出すつもりは毛頭ないですから。
Webサイトもない業者がほとんどだし。
神奈川県の旅行業者でもおそらく半分もWebサイトを持っていない。
持っていないからどうのとは思わないけれど、なくても成立するんだ…。
日本の企業の9割が中小企業である、というのと結局同じなんだな。
大きな代理店と契約を結ぶ予定なので、これでJRや航空券が安く入る。
やっと仕入れができて、販売が近づいた感じ。
毒ガエルに会うツアーでも考えよう。

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