京浜東北線に全面広告の車両が来た。
ルックJTBと描いてある。
同業他社じゃないか(向こうはそう思っていないだろうが)
車内の広告はすべてJTB。
テレビ画面も、NEWSとJTBの広告が交互に流れている。
中吊りもテレビも大々的に流れてる「ルックJTBの決心」
往復すべて横並び席
ホテルや航空便は早く決定
お客様を不必要なショッピングにお連れしません
これが旅行業界の現状。
安くしないとお客が来ない、だから業者からお金を取るのだ。
お客さんから取れるお金が10万円、原価が10万円。
あとは業者、航空・ホテルの値引き交渉しかない。
日本の旅行業者のやり方は利用者本位ではない。
旅行は本来十人十色。
行きたいところ、やりたいことが旅行の一番大切なところ。
だから旅行業者は、相談業務を大切にするべきなのだ。
そこで相談料を取ればいいのだけれど、大手旅行業者の現状は大きく異なる。
相談は無料で、あくまでも旅行代理店。
交通機関や宿泊機関の代理業務なのだ。
消費者も大手旅行業者の値段ばかりに目を向けず、本質に目を向けないといけない。
本当に心に残る旅行をしましょうよ。