電車の中の広告にネコとアヒルの遺伝子組み換え生物の広告があった。
「夢と定期券は絶対なくしたらだめだにゃん」
今どき、PASMOやSuica定期は再発行できる。
再発行手数料500円と、次のカードのデポジット500円の合計1000円かかる。
このキャッチをつくったやつは、最近の定期券を持ったことがないのだろう。
地方民鉄などICカード未対応の地域はあるとしても、人口比に直せば日本の8割くらいはICカードに対応しているはず。
要するに、全国で定期を持っている人の大半はICカードの定期に切り換えられるということ。
Suicaなどはご存じのように、一枚あたり500円をデポジットとして取られている。
それはカードを買って、捨ててしまわないように。
でも本当は500円という値段は高すぎるだろ。
それに、現在のSuicaの発行枚数はおよそ3000万枚。
3000万枚×500円=大金
およそ150億円をデポジットという名の下にJRは運用しているのだ。
ヨドバシカメラがポイントと称して運用するのと同じだ。
本来Suicaなど、JRがお金を払って使ってもらうのがスジだろうが。
オレンジカードやイオカードだって、全国でどれくらい眠っているか。
こちらも億単位のお金がカードで死蔵されているのだろう。
それはNTTのテレホンカードも同じだろう。
利用者本位なら、回数券もこれらICカードに内蔵させるべきなのだ。
クレジットカード一体型を除けば、現金でチャージする限りなんの割引もない。
東京メトロや東急電鉄などは金券式の回数券なのだから、回数券の方が絶対にトクなのだ。
近鉄など以外の関東の鉄道はどこもICカードに回数券の機能を持たせない。
そう、利用者に有利なようにはさせないのだ。
ICカードを使えば、今乗った区間がいくらだったのかもよくわからないし。
あの変なロボットと丸顔のペンギンに騙されてはいけない。、