古典落語の青菜に出てくるお酒の柳陰。
これは上方の言い方で、江戸では直し、本直しと言われた。
調べてみると日本酒ではなく、甘すぎるみりんに焼酎を加えたもの。
みりん風調味料ではなく、本物のみりんはお酒と同じような行程で作られ、少し甘いが飲むことができる。
梅酒と同じように、江戸時代には井戸で冷やされ暑気払いに飲まれたそうだ。
みりんだろうが、飲まれては困るということで2000年に高い税率が課せられ、まったく魅力がなくなってしまった。
日本のお酒の歴史が国税庁とのいたちごっこというのが日本のお酒をだめにした。