先進国では10%以下の国は少なく、ヨーロッパでも17%程度などと日本の8%も仕方がない。
お金持ちはやっぱり使うお金も多いし、結果的には支払う消費税も多い。
しかし、どうして昔のように高級品の税率を高くしないのだろう。
輸入ウイスキーの1000円強の値札を見て、これは昔3000円だったんだよ~とジョニ赤を指して言うことがよくあった。
諸外国の圧力に負けて、貿易摩擦解消もあるだろうが、税率も一律になった。
税金は所得再分配において不可欠であるしくみで、どうやっても不満は生まれるのも仕方がない。
ところが、政治の世界を見るといつの時代も国民のためなどの政治ではない。
優れた人材ではなく選挙に強い、ときには世襲の候補者が政治家になり、今までの利権を守ろうとする動きを踏襲してしまう。
昔の映画を見ても、政治の世界は昭和20年代から何も変わっていない。
毎日のように電車には人が飛び込んで、首都圏に近い福島の原発はどうなるのだろう、北朝鮮は拉致被害者を帰さない、韓国はやりたい放題、中国は言いたい放題、オーストラリアはカンガルーを食べるくせにクジラを食べるなという。
何かが狂ってる、ぼくが生まれた40年代頃から若者が言っていたセリフ。
中学生の時の友だちの女の子が、私は子どもを産まない、これからの世の中生まれてきたら不幸だからなんて言っていた。
子どもを産んでいるか否かはわからないけれど、ますますそんな世の中になってしまった気がする。