友人の奥さんのお通夜に参列してきた。
彼とは小中とほとんど同じクラスで、彼はスポーツマン、ぼくは文化系だったけれど、何となく気があったのか仲良くしてくれた。
中学二年の時は、ふたりだけで三宅島にも行った。
2011年年末に奥さんのガンが見つかって、療養していたそうだ。
そのときの奥さんと彼のショック、奥さんの意向でみんなに知らせなかったこと、彼の気持ちを考えるとかける言葉がみつからない。
いろいろな治療をして、いろいろな薬を飲んだのだろう。
今度は良くなっているかもしれない、そんな期待を持ちながら結果を聞きに行ったに違いない。
早期発見をすれば決して怖くない病気、でも我々の年齢ではよほど早期発見でないと命を失いかねない。
遺影で初めて見た彼の奥さんは優しそうな人だった。