青函トンネルを通る夜行列車はすべて全廃され、定期列車の寝台車は、サンライズ瀬戸・出雲だけになった。
運賃・料金もかなり高いため、こうなったら海外で乗ればいい、という発想になる。
日本では食堂車など、とっくの昔になくなったが海外では健在。
インドの寝台列車では、一両のパントリーと描かれた車両で作られた食事が席まで運ばれる。
1Aという個室寝台は座席に腰掛けて食べられたが、2Aという寝台は二段ベッドで下に降りてもいいのかもしれないが、女性だったこともあって二段ベッドの上でずっと過ごした。窓もなく(夜だからいいが)食事もベッドの上。
そして、後から知ったのは禁酒・禁煙らしい。ビール売ってないなあ、などと思いながら持ち込んだウイスキーをこっそり飲んだ。こっそり飲んだのは、他の人は誰も飲んでいないから(禁酒だからな)
おとなりの台湾と韓国は座席の夜行列車が数本あるだけで、寝台車はなくなった。
中国は国土の広さからまだまだ寝台車は健在で、食堂車も温めるだけの食堂も増えたが、いくらでも残っている。
鉄道の楽しみは完全に海外に移行してしまった。ハマトラベルでも、外国の鉄道を楽しむツアーを作っていく予定。
中国を走る、日本製新幹線。座席車が数両、ほとんどが寝台車。上海発北京行き。