野毛で有名なもつしげ、吉野町(横浜市南区)が一号店。
最寄り駅の吉野町まで、おいしいお酒を飲むために歩いて行こう。
京急線横浜駅を出るとすぐに現れる、旧平沼駅。近年まで屋根の骨がのこっていたが、現在はヤード(資材置き場)として利用されていて、将来的には駅として再び開業する可能性も残す。
坂道を登って藤棚住宅を抜けて、南太田を経て吉野町へ。
店ではお母さんが串打ち。終わるとごはんを食べて帰って行った。
大鍋には塩モツ煮込み。モツ焼きのメニューが豊富。目移りする。
反対にのみものは貧弱で、ちょっとお高めなものも。
日本酒は豪快(松竹梅)だった。ひやおろしが一種類だけあった(550円)
看板メニューの塩もつ煮込み。上品な鶏のスープ(たぶん)にしっかり処理された新鮮なモツだけ。
あまり食べないセンマイ刺し(刺しといってもモツはすべてゆでてある)センマイは牛の第三の胃。
消化というよりも振り分けを行っていて、消化が足りないものは第二の胃(ハチノス)へ戻し、消化されているものは次のギアラに送られる。もそもそと消化する場所ではないので、薄くこりこりした食感で、旨みはあまりない。
店によっては、黒い部分に臭みがあるからこれを丁寧にはがして、白センマイなどとして出している。新鮮なものならまったく臭みも何もないので、このままでいいという印象。
つなぎ(たぶん肝臓と心臓を支えている部分)
そしてレバー皿!3秒を選択。
ごま塩とニンニク醤油が選べた。ごま塩はごま油と塩、こちらを選択。
臭みなんてまったくなし。すごくおいしい、いくらでも食べられそう。久しぶりの豚レバー。
牛のハツ(心臓)ユッケ。これもクセがなく、さっぱりした味。もつ初心者でもオーケーなはず。
ハツモト
つくねにはサービスのピーマン。一緒に食べなさいと。
豚の小腸、シロ、これは上シロ。かめば脂がじわっとおいしい。焦げてるけど。
お通しはざく切りキャベツで、おかわり自由(200円)テーブルの上に、辛味噌と甘酢が置いてあって、辛味噌がおいしく、5回もおかわりしてしまった。それでも、キャベツ4分の1も食べていないかな。
吉野町、横浜駅西口、野毛にある、もつしげ。残るは野毛だけど、野毛は行かなくていいかな。