おもに東京でお盆が始まった。
このお盆はもともと7月15日だったが、明治5年に西洋近代化文化を取り入れようと、太陽暦を採用することになる。明治5年12月3日に実施されたので、12月2日の翌日は明治6年1月1日になった。
政府は新暦を積極的にすすめたので、東京など政府のおひざもとはお盆を新暦の7月15日に設定した。
ところが、地方ではそれがあまり進まないのと農家が非常に忙しい時であったので、元々の8月15日頃をお盆にした。
結果的に東京周辺は7月15日が新盆、その他地方は8月15日が旧盆になった。