ボートレースの投票方式には以下の種類がある。
単勝…1着を当てる。競馬と違ってほとんど売れない。
複勝…投票した番号が2着までになればいい、これも配当が低いのでほとんど売れない。
2連単…かつての中心で、1着と2着を当てる。1-2と2-1は別な舟券。
2連複…1着と2着に入ればいい。1-2なら1が1着でも2着でもいい。
3連単…現在の主流。3着まで順番に当てる。6艇なので6・5・4=120通り。
3連複…3着までを当てる。6C3(コンビ-ネーション)を計算するので、20通りしかない。
問題は、3艇フライングした時。フライングした番号が入った舟券はすべて返還。
たとえば、4、5、6がフライングしたとして、1-2-3の順にゴールしたとする。
大原則として、はずれた人たちに返還して、残りを当たった人で分ける。
そうすると、3連単1-2-3の人は的中で、2-3-1の人ははずれ。6通りのうち1通りだけ的中になる。
2連単も1-2、2連複も1-2、単勝・複勝も成立するが、3連複は成立しない。
4、5、6に関する舟券は返還、そうすると3連複は1-2-3しか残らない。
残らないのなら全員的中なので分けようがない。よって、不成立になり返還になる。
1艇だけ残ったとすると、2~6に投票した人に返還、残りは1に投票した人だけだから全員的中なので不成立で返還。
要するに、はずれた人がいない舟券は不成立になるということ。