前に見たことがある車両が偶然やってきて乗ることができた。
特別仕様車は2編成あって、一般の1000系との違いは車内はもちろん違うが外観ではライトが一灯なので、駅に入線した時にわかる。
東京メトロ1000系は東京地下鉄道1000形をモデルにされている。
車内が電球色のLEDで、つり革などもレトロ調でいちばん大きな特徴はこれ。
これは車内予備灯で、車内の照明が消えると点灯した。
東京メトロでは銀座線と丸ノ内線は架線で天井にあるパンタグラフで集電するのではなく、第三軌条といわれる線路の横のもう一本のレールから電気を集電している。
そのレールは乗客の安全のために、必ずホームと反対側に設置されている。駅に近づいて左右が入れ替わる、ポイント通過のときなどに一時的に電気が集電されないと車内照明が消えて、この予備灯がついた。丸ノ内線からは他の車両で集電した電力でまかなうようになって照明が消えなくなったが、同じ予備灯はついていた。
車内の銘板もこの通り。
東京メトロでは、半蔵門線と有楽町線の新車に乗るのが次の目標。