天気が全道大荒れで、宗谷や道東に行く予定だったらまたも中止になっていた。
苫小牧837→岩見沢1001 1467D
始発列車の場合、少し早めに行った方がいい。地元の人たちは意外に早く駅に来て乗っていることが多い。
足元は気温が高くシャーベット状というのはよく聞くが、普通のスニーカーなのでもし、べちゃっと水に入ると最悪。
苫小牧から西はこのDECMOに置き換え予定。Diesel Electric Car with MOtorsの略らしい。後で乗ることになるので、あとで少し解説。
糸井757→苫小牧804の列車がそのまま岩見沢行になるということなのかもしれない。33分停車するが。
左が岩見沢行き、右は大半が災害で廃線になって鵡川(むかわ)までわずか4駅だけになってしまった。
一両編成に概ね座ったくらい(乗車率60%くらい)で発車。キハ150に乗るのもかなり久しぶり。
少し走ると雪景色。特に峠を超えるわけでもなく住宅地を走る。
栗山、栗丘、栗沢と栗が続く。アイヌ語でヤム・オ・ナイが栗の多い川で栗沢らしい。栗の木が多く自生していたことは事実だが、地名の由来は諸説ある。
731系+なんと735系
735系は3両編成2編成のみのレア車両。それを知らずに前方の車両に乗ってしまった。ステンレスではなくアルミ車体で、車内は変化ないのでまあいいとしよう。
帯がないのが特徴
JR北海道の電車のデフォルトで、ロングシートなのでつまらない。新千歳空港からの快速エアポートにもよく使われている。
札幌のホテルに荷物を預けて、再び札幌から乗車。
札幌1148→小樽1222 1234→余市1300
快速エアポートはロングシートで外国人観光客が多く満席状態。
途中から海岸が間近。
小樽からの列車は本数が少なく、混雑するのはわかっているので乗り換えを急ぐ。
アジアからの外国人が多い。日本人乗客より多いくらい。余市でも半分以上は降りなかったので、終点の倶知安からバスなどでニセコに向かうのだろう。倶知安から終点の長万部まで行く列車は夕方に一本あるのみ。ニセコライナーなる列車もニセコには行かず、倶知安止まり。
わずか3駅目が余市だが、20キロ近くあり26分かかるので、できたら座りたい。
ディーゼルエンジンで発電し、電車と同じようにモーターで走る。この車両でキハ40系などを置き換えるようなので、数年後にはこればかりになっているのだろう。クロスシートもあるのでまあいいか。
駅からかすかにニッカウヰスキー工場が見える。
受付は15分前からでそれまでは屋根はあるものの、外で待つ。
受付が済むと入ってすぐのプレハブで待つように言われる。
時間になると赤いコートを来たおねーさんがやってきた。
外を歩いて工場見学をすること、ろくに見ないでやってきたので、ダウンベストを置いてきたバカ。
なかなか過酷なツアー
ブレンドする部屋として使われていたそう。
麦焼酎のようなものを内側を焦がした樽で寝かして、風味と色をつけて同時にまろやかにするというのがウイスキー。10年で何割か減ると言っていた。それも高い理由なのだろう。エンジェルなんとか、天使の分け前というらしい。
約20分くらい外を見学して体が冷え切った。
いよいよ試飲タイム
20分はあっという間に過ぎる
列車の時刻があるので、急いで回る
有料試飲コーナー(バー)は希少なものが品切れなのでやめる。
余市にはそこそこ乗客が乗った車両がやってきたが、なんとか座る。
小樽駅は外に出ず、快速ではなくすいた普通列車で帰ることにする。
いくら新型コロナ対策とはいえ、北海道で開けっ放しはひどすぎる。
苫小牧から岩見沢は室蘭本線、岩見沢から札幌、小樽は函館本線、なんかピンとこないが、未乗区間にも乗れてよかった。キハ150は置き換えられそうなので最初で最後になりそう。