若くて小さいものが寿司ネタである、コハダ。
九州地方北部では酢漬けだけでなく、焼いても食べる。
韓国人は焼いたものが好きで、最盛期は佐賀などから輸出するくらい。
焼いた匂いは臭いらしいが、韓国人はそのお祭りのときに帰省するとこの匂いで故郷に帰ったと思うらしい。その昔、王様が村の娘に目をつけて、差し出せと。
後日、娘を迎えに来たものに、コノシロを焼いて、娘は病気でなくなり火葬していますとごまかしたらしい。
コハダは好きだが、回転寿司レベルでは中国や韓国から輸入したものを業者で加工したものだからおいしくない。おいしいコハダのお寿司が食べたいが、高いお店に行かないといけないので残念。昔、隣のたばこ屋の息子がお寿司を握れる居酒屋をやっている。メニューにコハダがあるが、彼が仕込んだものじゃないだろうなあ…