山手線のホームの末端部がブルーの照明になっていた。
どうして青い照明なのか。
じつは、自殺防止なのだ。
青い光りには、心を休める効果があるらしい。
京浜急行でも昨年末、一部の駅に導入した結果、自殺者が激減した。
山手線全駅29駅に導入されたらしい。
JR東日本は本来は、全部の駅のホームにホームドア(地下鉄にあるやつ)を設置するべきなのだ。
ホームドアを設置すれば、転落事故も自殺者も皆無にすることができるはずだ。
わかっていながら、予算の不足からか着手しない。
JRの駅は国鉄時代設計の駅が多く、容量不足がひどい。
横浜駅など、進入する電車はほぼすべて警笛を鳴らし、いつ事故が起きてもおかしくない状態。
京浜東北線10両編成80編成を一気に新車に置き換えるよりも、もっと安全にお金をかけるべきだ。
電車は一両およそ1億円以上だから、10両編成で、それが80編成ある。
お金がかかる、メインテナンスがかかる、問題は多いだろうがホームドアは絶対に設置するべき。
JRができる人身事故対策は実はもっとたくさんある。
ホームに入ってくるときに、ホームから落ちたらよくて手足の切断、悪ければ死ぬのに。
電車の進入時にふちを歩いているばかは、電車にぶつからない、そんな意識しかないんだろうな。
落ちたら死ぬ、そう考えたら電車が入ってくるときにあんなところを歩けないと思うが。
駅員は危険だとわかっているから注意をするが、愚かなお客はそれを知らない。
それを伝える啓蒙活動だってもっと必要だ。
今度夜に山手線に乗ったときは、ホームの端を見てみて。
京浜東北線と並行している区間は、最前部にはないよ。
理由をよく考えてみよう。