建築確認が必要な建築物を覚えるために、具体的に考えてみる。
大規模建築物
木造:3階以上、500㎡超、高さ13m超、軒高9m超
このような建物の場合、新築、増改築・移転、大規模修繕・模様替えに建築確認が必要になる。
500㎡超とはどのくらいなのだろう。何度か行ったことがある、津軽にある太宰治の生家である斜陽館を考えてみる。斜陽館の床面積はおよそ1300㎡超なので、軽く建築確認が必要だった。それは当然として、太宰のお父さんは銀行業も営んでおり、借金の形で取り上げた土地がどんどん増えていき、一時は東京ドーム53個分、小作人を200人も抱えていた大地主だったそうだ。
単純に、斜陽館の半分くらいの大きさの建物、数字もイメージもつかんだ。