年に3回設定されている大人の休日倶楽部パス、その他にえきねっと限定が1回設定されている。文字通り、インターネットサイトえきねっとでのみ発売される。発売は1か月前で指定席券の発売も一ヶ月前。パスを購入してから指定席がとれるので、事前受付ができない。以前のように、予約したものをえきねっとで受け取るように窓口で変更して無料にするという技もできなくなった。えきねっとで発券したものはすべてその場で決算されてしまう。
いつもはホテルが安いことと、朝のラッシュに関係なく東京駅に行かれることから、日曜日出発にしていたが、月曜日は博物館が休館であること、日曜日は子ども連れが帰ることが多く、午後の列車などは混雑していることが多かった。あとからわかったが、土日をからめた日程がやはり多いようで、今回のように火、水、木、金で完結する日程はすいているように思えた。
ラッシュになる前、6時すぎに出発。それでも京浜東北線も東海道線もそれなりに混雑していて、普段出勤しないものにとっては大変だなと。東京駅に到着すると7時を過ぎたところでも人はたくさんいる。
赤い印字は新幹線の改札口。3つまでしか印字されないようだ。6回指定席券を受けてから発券したので、星が既に6個ついている。
新幹線の自動改札機に乗車券と指定席券を同時に入れても、穴が開くときと開かないときがあるのが謎。
大宮の次は仙台に停車。この区間は時速320キロで日本一のスピード。
3時間20分で新青森に到着。
青森らしい、ぜんぶリンゴジュースの販売機
実はこれJR東日本の関連会社が販売しているもので、全種類ではないかもしれないが、JR東日本の主要な駅でも購入できる。ストレート果汁なのでりんごをそのまま絞った味。
新青森(1114)→青森(1119)
この区間は乗車券だけで特急つがる、快速リゾートしらかみなどに乗車できる
青森で2時間32分あるので駅周辺を徘徊
旧駅舎は撤去され、駅ビルが建設中。4~10階はホテルとして開業予定。ホームに行くのにかなり迂回しなければならず不便。駅ビルLOVINAは店舗が少なめで観光客にはあまりおもしろくない内容。
AUGA(アウガ)新鮮市場
駅から3分くらいのところのビルの地下にあるが、地元の市場風だが観光客向け価格。
お店の人の方が多いくらいで通るだけでも通りにくい雰囲気。
デパートさくら野の他にも生鮮品が買えるスーパーが近くにオープンしていた。
新鮮な鯵のお寿司などを食べて、列車内で食べるおつまみやビールを購入して出発を待つ。
原則、毎日運転されているリゾートしらかみは週末など以外は空席もある。乗りたい人は一巡も二巡もしたのだろう。
3種類ある編成で前回と同じ橅(ブナ)編成。前回はこの列車の折返しに乗ってきた。このあとの6号の車両に乗りたかったが、弘前始発(青森から列車で50分くらい先)、秋田に21時近くに到着するので諦めた。
平日の閑散期なので330円、通常期は530円だが2023年10月からJR東日本の観光列車は一律いつでも840円で統一される。
秋田からの列車はそのまま折り返すので、入線してから清掃作業に入る。新幹線のようにテキパキとしたものではなく、のんびりした感じで発車5分前にやっと乗ることができた。
いつもはコンパートメント席にするが、今回は指定席の変更をネット上でしたのでリクライニング席(コンパートメント席はみどりの窓口に行かないと買えない)
前に幕があり、前面展望ができないが、弘前到着前に終わって開放される。
足元はグリーン車並みに広い。
窓枠の支柱が太めなので、前の席の人が日よけを下げると景色が半分見にくくなる。中年女性はちょっとでも日が当たると閉めるので残念。
発車すると人形劇が始まった。セリフは放送で流れ他の車輌のモニターでも見ることができる。
70歳前後の男女2人でやっていた。内容以前に見えにくい。
金多豆蔵人形一座の紹介を女性車掌がしたが、心なしか金多できっちり切っていたように聴こえた。つボイノリオさんの放送禁止になった楽曲、金太の大冒険を思い出す(ご存知ない方は検索)
彼のラジオはCBCラジオ(中京圏)で現在も放送中で、ノベルティグッズの紹介をアシスタントの女子アナがするが、金太 まけるなステッカーと区切って読んでいる。
35分で弘前駅に到着。ここで進行方向を変えて、再び通過した川部駅に戻る。五能線の終点である川部から再び方向転換して進むので、座席の向きは変えない。
津軽弁の語りべの人が乗り込み朗読された。りんご畑がちらっと映る
駅舎が遮光器土偶の木造駅
降りてみたいが列車の本数が少なく、他にあまりないところなので降りられず
鰺ヶ沢を過ぎて海が見えたところで滅多に買わないものを食べる
大館駅前にある花膳の有名駅弁。950円(税込み)は仕方ないだろうがけっこうなお値段。横浜崎陽軒のシウマイ弁当900円を考えると、やや高いかも。味のしみた鶏めし、中央の鶏肉はおいしいけれど、その他のおかずは可もなく不可もなく。
かなり前に食べたデラックスなものと違うなあと比較してみると…
2005年に食べていたが、掛け紙の色は現在の比内地鶏の鶏めしと似ているが、比内地鶏と書いていない。調べたがよくわからず。
現在の比内地鶏の鶏めし
駅弁はJRに売上の30%持っていかれると聞いたことがある。常温で腐らないようになっているのも少し問題。
車内販売はなく、車販スペースも使われず、無人レジがあるのみ
以前は軽食や飲み物を売っていたカウンターは営業をやめて、無人販売になっている。
千畳敷駅では15分停車する
発車3分前に警笛を3回鳴らすアナウンスがあった。
降りるとすぐに海岸。
学生がたくさん降りているので、どこから来たのかバスステッカーを見ると…
なんと慶應の高校生たちだった。となりの海岸では女子学生もいた。
潮風を吸い込んで車両に戻る
予告通り3分前に警笛、定刻に発車。コンパートメント席が空いているようなので車掌さんにお願いすると、来るはずのお客さんが来てないけれど、うーん、この席に座っていいですと。一度変更した指定席券だが、変更と書いていないので変更できた。車掌さんが持っている端末で座っている座席を取り消して、新しい席を入力した。まれにこの席を持っている人が来ることがあるが、そのときは他の席をご案内しますと。言ってよかった。
座席は引っ張り出すとフラットな座席になるが、橅編成は一部の座席しかできない。他の区画の人がどうやったらできるのか聞かれた。前回学習したので、できる席とできない席があると丁寧に説明した。
3往復、3編成運転されているが他の2本とすれ違いを見ることができる。
日本海に夕日が沈むには少し早かった
能代駅と東能代駅の中間あたりの国道沿いが繁華街になっている
5時間10分乗車、終着秋田駅に到着
いつも長さを感じない。次回は冬景色の中で乗ろう。
秋田のホテルは宿泊料が高めだったので、秋田新幹線で30分、次の停車駅大曲へ
大曲駅は行き止まりの駅で、ここで進行方向が変わる
駅に花火
全国花火競技大会は毎年8月の最終土曜日に行われる。
大仙市に本社を置くグランマート。大曲にあったデパートタカヤナギを経営していた。
ホテルと名前がついているが、今日の部屋は和室
定員4名のエレベーターに初めて乗った。リュックをしょったら2人でいっぱい。
部屋のエアコンはこういうやつで、なかなか冷えないが、寝るときは弱くしないとここは東北、凍える。
押すというところより、その下を押すとぱかっと上が開き、中に強、中、弱、切のボタンがある。
青森で買ってきた、かすべ(エイ)の醤油焼き。煮物、からあげは食べたことがあるが、焼いたのははじめて。おいしかったので、今度かすべを見つけたら、醤油をつけて焼いてみよう。
さけるチーズという以外情報のないチーズ
生乳、食塩が原料。ねっとりしていないクリームチーズという感じ。なぜかローストビーフとチーズ、赤ワイン。サントリーの安ワインであるサンタのカルメネールがおいしかった。今度また買おう。