佐渡で見つけた脚が長い虫。
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この虫はザトウムシといって、節足動物門鋏角亜門クモ綱ザトウムシ目に属し、クモ綱でありながらダニに近い。
長い脚で探るように歩くので、座頭(江戸時代の盲人の階級のひとつ)から名がついたのだろう。このザトウムシも明暗がわかるくらいで、ほとんど目が見えない。
主に虫を食べていて、死骸を食べたり、森の掃除屋らしい。
このザトウムシ、比較的簡単に見つかるので、森に行ったら探してみよう(ちょっと気持ち悪い)
森といっても、前回は余部駅の裏の山(丘程度)、今回は佐渡金山の神社の裏(丘)なので、もしかしたら愛宕山程度にもいるかもしれません。
昔は虫が大好きだったが、大人になってすっかり気持ち悪い存在に。
気持ち悪いならまだしも、スズメバチ、ムカデなど刺す虫は怖い。
生物学的に見ると、虫(昆虫など)は他の地球上の生物からかけ離れた能力があったり、宇宙から来たような存在だそうだ。
だからこそ、虫に魅せられる人が多いのだろう。
ちなみに、昆虫とは脚が3対のものなので、クモなど4対あるものや、ムカデのように多足類は昆虫ではなく、虫。
理科の先生みたいでしょう。
そんな時代もありました。