JR東日本から冬の臨時列車が発表された。
SLとかお座敷列車とか特に目新しいものはない。
その中で、マリンエクスプレス踊り子というのが目についた。
E259系という、成田エクスプレスの車両が踊り子号として運転されるというもの。
E259系
スーパービューではない、単なる踊り子号の車両は昭和40年代後半に作られた車両。
東海道線でダントツで一番古く、性能も劣る車両だが置き換えようにも踊り子号の需要は減るばかり。
成田エクスプレスも苦戦していて編成を短くしたので、車両が余っている状態。
昔の成田エクスプレスの車両は絶対に成田エクスプレスでしか乗ることができなかった。
どこか安売りをしている感が否めない。
今まであぐらをかいていたような伊豆が、危機感を感じているのも事実。
旅館やホテルは古くなり、一室の定員が多いので使いにくい。
一泊旅行で3万円も4万円も遣わなくなって、時代のニーズに合わなくなった。
1時間おきにじゃんじゃん運転されていた踊り子号が15両編成から7両編成に減らされて、本数も激減。
こんなところからも旅行の形態が大きく変わっていることがわかる。
マリンエクスプレス踊り子、鉄道ファンがにやにやして写真を撮るだけで(乗りはしない)するだけで、あまり効果はないように思えてしまう。