たしか20歳の頃、母がぼくの将来を案じて人気の占い師に相談に行ったことがある。
予約して3ヶ月くらい待って、料金は3000円だったか5000円という良心的な値段で。
中国人だか台湾人の人だったと思う。
当時医学部を目指していたのが(単なる高望み)弁護士になるといいと言われた。
いいと言われても、ああそうですかとなれるものではありません。
あとは大器晩成なのでしばらくだめですと。
紆余曲折(単なる挫折)であれから20年。
先日、旅行業を始めることにするよと両親に話しに行ったときのこと。
母曰く内緒にしていたが占いの先生に「この子は40歳までだめですよ」と言われたらしい。
そんなにだめなの?と正直思ったらしいが。
それをあのとき聞いていたらどう思っていたかな。
占いは基本的にはあまり信じていないけれど、どうせ40歳までやっても無駄だと思ったかもしれない。
でも、40歳になれば、と前向きに、考えられたはずもないだろう。
ただ、40歳までブラブラしてたらだめですよとは言われたらしい。
要するに、それまで努力していれば40歳に開花しますよと。
きれいな花の種をまいて、手入れをきちんとしなければ花は咲きませんとも。
なんの種をまいたのか自分でもさっぱりわからない。
みんな一年生草本の種だったりして。
発芽しても根が腐ってるかも♪