バスの運賃

昨年7月に貸切バスの運賃が改定されて、大幅値上げになった。
下限と上限運賃を定めて、車庫で点呼するときから帰るまでの時間と距離制運賃になった。
具体的には平日大型85000円だったものが13万円だったり、休日11万円だったものが15万円くらいになった。
ケースによっては2倍になることもあった。
値上げ分をお客様に請求することもできないので(予算もあるし)、距離を短くしたり、どうにもならない場合は鉄道にしたり。
facebook上でバスマニアがあつまるコミュニティで現役ドライバーの方に意見を聞くと、ドライバーもガイドも大幅収入減だそうだ。
バスの稼働率が下がり、時間外手当も減ったことが原因だそうだ。
バス業界も先行き不安定なのですぐに賃金を上げることもできず、国交省はバス業界の首を絞めただけに終わっている。
中小旅行会社の収入減は団体客で、その8割以上は貸切バスを利用する。
貸切バスの運賃の大幅値上げで倒産する旅行会社も増えるはず。
お上が介入してきていいことの方が少ない。

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