夏にしぼったお酒を貯蔵しておき、今頃の季節から冬に出荷するお酒。
火入れは殺菌の目的で、日本酒の腐敗を防ぐのと、酵母の活性を抑える役割。
搾ったお酒に火入れをして、出荷前にもう一度火入れするのが一般的。
搾る→(火入れ)→貯蔵→(火入れ)→瓶詰め
一度も火入れをしていないのが生酒で、酒蔵やごく一部しか流通していない。
紛らわしいのが、生詰めと、生貯蔵でこれらは火入れが行われている。
搾る→(火入れ)→貯蔵→瓶詰め 生詰め(冷やおろしはこれ)
搾る→貯蔵→(火入れ)→瓶詰め 生貯蔵
これとは別に、純米酒、本醸造などの区別もあるので、生貯蔵といっても本醸造程度のお酒を生貯蔵しても、大したことはない。
要するに、何をどのようにしたかが非常に重要。
佐賀で見つけた、純米吟醸生酒。一度も火入れなし。酵母も生きているので当然要冷蔵。
また見つけたら飲みたいくらいおいしい。日本酒度+1なので、辛口ではないが、お酒は辛口がおいしいというのはお酒の知識があまりない証拠。
地元契約栽培の「山田錦」を55%まで磨きあげ、天山山系の伏流水で仕込みました。熟れた果実の香りとお米の旨みたっぷりで心地よい酸味とのバラン スが素晴らしいフレッシュな生酒です。必ず冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。このお酒は一切加熱処理、加水調整をしていない生原酒です。
【原料米】 佐賀県産山田錦 【精米歩合】 55% 【アルコール度】 17度 (原酒) 【日本酒度】 +1.0 ※弊社の標準的な数値で酒造年度によって変わる場合もあります。 【酸度】 1.7 ※弊社の標準的な数値で酒造年度によって変わる場合もあります。 【希望小売価格(税抜き価格)】 720ml 1,350円 300ml 585円 |